山口・阿知須のSC「サンパークあじす」(山口市阿知須)で4月16日・17日、被災地支援イベント「スクラップブッキングでつなぐ輪~震災チャリティーイベント~」が開催される。
スクラップブッキングとは、カラフルなペーパーやステッカーを使い写真に装飾を施し、思い出として残していく写真クラフト。
主催は「ubecrop(宇部クロップ)」。スクラップブッキングを制作し、年に一度作品展を行うほか「クロップパーティー」と題して写真やスクラップグッキング好きな人が集まり一緒に制作するイベントを開いている。今回のイベントは、収益を東日本大震災被災地へ全額寄付することと、スクラップブッキングを通じてその楽しさを知ってもらおうと企画した。
イベントでは、同会メンバーが制作した作品の展示や、スタッフが用意したキットを使い、その場でスクラップブッキングを作成できる「体験コーナー」(参加費200円)を設けるほか、バザーコーナーとしてスクラップブッキングの専用用紙やステッカー、立体的な花などの素材を販売(100円~)する。
同会のスタッフ河村さやかさんは「スクラップブッキングの魅力は、単なる写真が自分の手で変わり世界で1枚だけのものになるところ。幼い子どもを持つ母として被災地のお子さんのことが心配。少しでも役に立つことができたら」と話す。
開催時間は10時~16時30分。売上金は日本赤十字社を通して被災地に寄付する予定。