宇部の写真クラブ「cheeeese club(チーズクラブ)」による写真展「UBE PHOTO(宇部フォト)」が5月3日、宇部井筒屋(宇部市常盤町1)4階で始まり人気を集めている。
宇部市制90周年を記念して開く同展。山本写真機店(宇部中央町1)の山本陽介さんが主宰する同写真教室の卒業生で成る同クラブメンバーが撮影した風景写真やスナップ写真135枚を展示している。
イベント開始から4日間で、来場者数は早くも1,000人を超えた。山本さんは「こんなに多くの人に来てもらえるとは思わなかった」と驚きを隠せない様子。
同クラブの木原一雄さんは「宇部のいい場所を探すのが大変だった。シャッターチャンスを狙い、何度も通って撮影した写真もある。たくさんの人にじっくりと見てもらえれば」と笑顔で話す。
市内から訪れた20代女性は「宇部のどこを撮影したのか分からない写真もたくさんあった。自分が知らない宇部ばかりで思わず見入った」と話していた。
作品の人気投票も行っており、来場者は出展作品の中から好きな写真3枚を選び、番号と理由を専用用紙に記入。結果は後日、同クラブのホームページで発表する。
会場では、額付きで四つ切り写真を販売。売り上げの一部を東日本大震災の義援金として、日本赤十字社を通して寄付する。価格は4,000円~1万円。同クラブのメンバーが撮影したポストカードも1枚100円で販売する。
開催時間は10時~18時30分(最終日は15時まで)。今月8日まで。