全国バーテンダー協会宇部支部が創作した宇部・山陽小野田限定のアルコール飲料「宇部ハイボール」の提供が5月5日、同協会会員が経営する店舗で始まった。

　同ハイボールは梅ワインに桜シロップと炭酸水、アクセントに生レモン果汁を加えたもの。梅ワインは永山酒造（山陽小野田市石束）の山口ワインを使用。常盤湖畔の桜をイメージしてピンク色に仕上げた。同支部に所属するバーテンダー16人が案を出し合い、約2カ月かけて創作した。

　今月5日の「新川市まつり」で開催されたB級グルメ大会「宇部のB級グルメはこれだ！ディスカバB」で初披露。同日は1杯400円で提供し166杯を売り上げた。

　同協会支部長の松川知広さんは「飲み口も優しく、お酒が苦手な人にも飲みやすくなっている。注文するお客さまも徐々に増えてきた」と話す。今後については、「レシピも公開しているので、宇部・山陽小野田の居酒屋でもメニューに加えてもらって一緒に盛り上げてもらえたら。秋に開催される『宇部まつり』に向けて、また違うドリンクを作っていきたい」と意欲を見せる。

　同協会会員の店は宇部に8店舗、山陽小野田に2店舗。店舗は同協会ホームページで確認できる。