宇部・西中町から東須恵までをつなぐ「宇部湾岸道路」の一部が8月21日、開通する。
宇部湾岸道路は、山口・朝田ICから山陽小野田・小野田ICまでを40キロで結ぶ自動車専用の地域高規格道路「山口宇部小野田連絡道路」の一部として建設されている。
今回開通するのは、宇部興産前の西中町ICから藤曲IC間の2.2キロと、2階建て構造になっている厚東川新橋の下道(一般道)0.7キロ。国道190号線厚東川大橋と藤曲がり交差点付近の渋滞解消が期待されている。
当日は、宇部興産本社前広場を会場に「開通記念イベント」として多彩な催しを行う。先着600人で開通直前の道路を歩く「チャンスは今日だけ!開通記念ウオーク」のほか、B級グルメ「石炭包(パオ)」の限定販売やステージイベントも行う。詳細は同事務所ホームページで確認できる。
宇部小野田湾岸道路建設事務所の河野和祥さんは「同道路は人や物だけではなく、宇部の歴史や文化も運ぶ観光資源としての役割も担っている。イベントでは宇部にまつわることをたっぷり盛り込んだ。多くの方に愛着を持って湾岸道路を利用してもらえれば」と話す。