宇部・則貞のインテリア雑貨店「あーる工房 くれい庵」(宇部市則貞1、TEL 0836-36-4186)が現在、十五夜に合わせた商品を取りそろえている。
今回用意したのは、今月12日の十五夜にちなみウサギをモチーフにしたフォトフレームや置物、萩焼の皿、彼岸花やホオズキの造花など約30点。「秋の夜長を楽しんでもらいたい」と萩焼のランプも用意した。価格帯は200円~5万円。
店頭には「小さい小さい秋」と筆で書いた看板を掲出。この看板は、店主の上田水江さんが毎月考案する「季節の言葉」。「少しずつ秋が近づいていることを感じてほしい」と思いを込めた。「十五夜を楽しんでもらえれば」と上田さん。
10年ほど前にオープンした同店。店内には、季節ごとに合わせたインテリア雑貨のほか、県内で活躍する萩焼作家の作品も販売。同店で販売するインテリア雑貨や造花は全て上田さんの手作りによるもので、樹脂粘土で制作しているという。
上田さんは「常に季節の先取りを意識し、シーズンの1カ月前くらいから商品をそろえている。手作りだから不具合が起きたときに修理することもできる。どの商品も心を込めた一点物。秋が深まってくると、柿やドングリ、ハロウィーンの商品もそろえる予定」と笑顔で話す。
営業時間は12時~18時。火曜定休。