山陽小野田のサロン「ガーランド」（山陽小野田市中央1）で6月21日、助産師の女性を講師に「わらべうたベビーマッサージ教室」が開かれた。

　親と子どもが触れ合って行う「ベビーマッサージ」にわらべ歌のリズムや音楽を取り入れた同マッサージ。同マッサージインストラクターの資格を持つ周南市のサロン「縁～en～」の原田智江さんが昨年11月から月に1度赴いて開いている同教室には今回、3カ月～8カ月の乳児とその母親合わせて6人が参加した。

　参加者は始めに、女性ホルモンの分泌を促すという「おっぱい体操」のレクチャーを受け、無添加の「セサミオイル」を使い音楽に合わせて子どもの足やおなか、手足など全身にわたり、なでたりツボを押したりしながらマッサージを施した。

　原田さんは「同マッサージは無言で行うベビーマッサージよりも、歌いながらすることでより親子間で意思の疎通が図りやすい。お母さんも赤ちゃんもお互いに癒やされ基本的信頼関係も築ける」と話す。参加した女性は「自宅でも実践している。普段はこんなにもべたべたしないので、あえて時間を作ることで良い触れ合いになっている」と笑顔を見せる。

　「当サロンでは、女性の出産準備から子育てのサポートや、日常生活の中での体のトラブルの相談にも応じている」と話す同店店主の入江ちかさん。サロンは7月18日で2周年を迎える。

　助産師や「おっぱい体操インストラクター」「胎児調整実地指導員」などの資格を持つ入江さんは、女性への整体や「胎児ペアマッサージ」、「妊娠初期からのパパ＆マママッサージ」なども主催する。今後については「独身の女性に向けて、生活や食生活の改善も提案していきたい」と抱負を話す。　

　教室開催日時などは同店ブログで確認できる。問い合わせは入江さん（TEL 080-1943-5323）まで。