宇部・善和の「ひびきの森」(宇部市善和、TEL 090-9064-8075)で8月30日、「うさとの服展」が始まった。
7年前から始めて今回で22回目を迎える同展は、自然素材で製造する「うさとジャパン」(京都市上京区)のアパレルブランド「うさと」の展示即売会。シャツやスカート、タンクトップやパンツ、スカートなど約300点をそろえる。価格帯は500円~2万円。
ヘンプや綿、蚕を原料に植物の実や葉、藍やマンゴーで染め、ボタンは貝や木を使う同ブランド。コンセプトは「自然に返る素材」「あいをよる おもいをつむぐ こころをむすぶ」。ゆったりとしたデザインと、大量生産ではないために一人の作り手が完成まで縫い上げることが特徴だという。
「同ブランドの服には、自然のエネルギーがたくさん詰まっている」と同店の西村理恵さん。7年前にイベントで同ブランドを知り感銘を受けたことをきっかけに展示会を開き、今では年に3回行っている。同展にはオーガニック嗜好(しこう)の女性などを中心に、福岡や佐賀、長崎などからも来店があるという。
西村さんは「作った方の喜びが伝わる服のように思う。自然の素材なので(気持ちとしての)温かさもある。積極的に試着をしてもらって感じてもらえれば」と笑顔を見せる。
営業時間は10時~18時。8月31日・9月1日にはデッキと店内を開放し「夕暮れカフェ」を開く。9月2日まで。