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「山口宇部弁当」に秋バージョン-地元の幸使った第3弾完成撮影会

地元の幸を使い趣向をこらした弁当19種類がずらり

地元の幸を使い趣向をこらした弁当19種類がずらり

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 地元産の食材を使った「山口宇部弁当」の完成披露撮影会が9月7日、宇部商工会議所(宇部市松山町1)で行われた。

仕出し店・にいやの山口宇部弁当

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 昨年夏から行う同取り組みは、地産地消の推進や食を通じて地元の魅力を再発見することなどを目的に宇部商工会議所青年部が企画。市内の弁当店や食品業者など13社が考案した弁当19種類を同ブランドとして売り出す。

 今回は、今年1月に発表した「春」に続く第3弾。「秋」をテーマに、月待ちガニや地元漁港で水揚げされた魚、善和の卵や小野の米をはじめとする地元の幸をふんだんに使った弁当を、関係者やメディアに向けて披露。考案した業者が「こだわりポイント」などをプレゼンテーションした。

 3回目の参加となる「洋風居酒屋 知路留の館」(中央町1)は、洋風と和風の料理を詰めた「宇部のり2段弁当」を出品。長州鶏や宇部蒲鉾のちくわなど「店にある食材」を使い煮物やパスタを詰め「その日の新鮮な秋の味」を意識したという。

 仕出し店「にいや」(床波2)は、海と山の幸をコンセプトにした「めぐみ弁当DX」を出品。宇部産減農薬野菜を中心とした「炊き合わせ」や万倉産ナスビの田楽、タイの塩焼きのほか「けんちょう」や「瓦そば」など郷土料理も盛り込み約10品を詰める。価格帯は380円~5,250円。

 同青年部赤き絆委員会の児玉佳之委員長は「前回は同弁当のブランディングを課題に取り組んだが、今回は市内の若手農家と業者のつながりを持たせるための意見交換も新たに行った。地域の中で良い循環が生まれるよう、来春までに参加業者を増やしていきたい」と意欲を見せる。

 10月上旬にパンフレットを作成し、各店で販売を開始する予定。一般向けには11月4日、「宇部まつり」でお披露目会を行う。

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