「年末ジャンボ宝くじ」が11月26日に発売され、4年連続1等当選の期待がかかる宇部井筒屋横の「宇部琴芝チャンスセンター」(宇部市常盤町1)に行列ができている。
2009年の年末ジャンボ1等当選を皮切りに、1等や前後賞などの高額当選を連発し「奇跡の売り場」と呼ばれる同売り場。
同年からこれまでの高額当選金額の合計は13億4,000万円以上。昨年の年末ジャンボからの1年間には、6月のドリームジャンボで1等1億円、9月の西日本宝くじで1等前後賞3,200万円の高額当選も出るなど合計4億4,000万円以上になる。
発売初日の同26日は、曇天ながら寒空の下に40人ほどの行列ができ「閉店までお客さまが途切れなかった」(同売り場担当者)という。
発売2日目の同27日は大安。開店直後から行列ができ始め、正午過ぎには約100人が20分~30分待ちの列を作った。
下関から同売り場での購入を目的に来店したという男性は「3年前から年末ジャンボはここで買っている。スクラッチで数万円当てたこともある。期待している」とニヤリ。山陽小野田から訪れた女性は50枚を購入。「当たったら家を買う。神棚に置き大みそかを楽しみにしたい」と笑顔を見せていた。
同売り場担当者は「この1年間で高額当選以外にも、100万円単位の当選が十数本あった。4年連続1等が出ればすごいことだが、これまでと変わらず笑顔と真心を込めてくじをお渡ししていく」と話す。
今年の年末ジャンボの宝くじの当選額は、1等=4億円、1等前後賞=各1億円、2等=3,000万円。当選本数は1等=68本、1等前後賞=136本、2等=204本。今回は1等4億円の当選本数が過去最多になっているほか、1等と前後賞を合わせた当選額も「宝くじ史上最高額」となっている。
価格は1枚300円。販売期間は12月21日まで。当選発表は12月31日。営業時間は10時~18時30分(土曜・日曜は18時まで)。