山口商工会議所(山口市中市町、TEL 083-925-2300)は8月25日、山口・香山町の香山公園と毛利家墓所、山口・宮野下の常栄寺で「山口ゆらめき回廊」を開催する。
同イベントでは、ライトアップされた瑠璃光寺五重塔とともに約1,000本のキャンドルを香山公園に灯し、公園に隣接する毛利家墓所には約70基の石灯籠に和ろうそくを点灯。常栄寺では、鐘楼門と雪舟庭がライトアップされ、鐘楼門へ続く道にキャンドルが灯される。2つのエリアで幻想的な空間を作り出すイベント。
同イベントは、デスティネーションキャンペーンのプレイベントのひとつとして開催される。今年1月に「山口お宝展」のオープニングイベントとして初めて実施され、今回で2回目となる。1回目開催時は来場者から、「幻想的」「きれい」などの感想があったという。
山口商工会議所は「デスティネーションキャンペーンの一環なので観光客が対象だが、地元の人にも見てもらいたい。普段と違った風景が楽しめるのでは」と話している。
開催時間は19時30分~21時30分(常栄寺は21時まで)。雨天中止。同イベントは9月8日、22日にも開催される。常栄寺雪舟庭の見学は、拝観料300円が必要。
8月25日、9月22日には、香山公園で「やまぐちどこでも紙芝居」も開催。毛利時代に五重塔を萩に移そうという計画を、地元住民が陳情して山口に残したという逸話を紙芝居で上演する。上演開始時間は19時30分、20時、20時30分、21時の4回。