宇部の活性化を目指す若者ボランティアサークル・宇部未来会議が現在、6月23日に行われる宇部市長選挙の候補者へのインタビュー動画をユーチューブで配信している。

選挙前日までに再生回数1000回と100「シェア」を目指す

　発案したのは、同会メンバーで山口大学大学院に通う小塚大志さん。「就職活動で参加した地域の未来を考えるワークショップで、自分の住む街に興味がない若い人が多いように感じた。若い人が同選挙に興味を持ち、投票に行くきっかけになるものが必要だと思った」と話す。

　今月8日に候補者へのインタビュー撮影を開始。同会のメンバー4人が中心となり、同15日にユーチューブで配信を始めた。

　インタビュー内容は「今後達成したいこと・（市制）100周年のビジョン」「自身のセールスポイントやこれまでの実績など」「市財政に対する現状認識と健全化について」「若者や子育て世代に対する支援について」「フリートーキング」の5つのテーマごとに作成されている。

　同会の藤重雅明会長は「市議会議員選挙の時は、候補者へのアンケート結果を公開したが、市長選での取り組みは初めて。まちづくりを考えるためには、市制についても自分たちなりにも考えなければいけないと思って実施した。投票日まで期間は短いが、多くの方に見ていただき検討材料の一つにしてもらえれば」と話す。

　投票日前日の今月22日までは、宇部市役所と楠総合支所、市民センター（東岐波、西岐波、原、厚南、小野、厚東、二俣瀬）の9カ所で期日前投票を受け付けている。