山口にハンドメード雑貨店-全国から集めた作家の作品を販売

オーナーの藤井さんがセレクトしたぬいぐるみや布小物などが陳列された「ほこぽこ」店内

オーナーの藤井さんがセレクトしたぬいぐるみや布小物などが陳列された「ほこぽこ」店内

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 山口・幸町に10月8日、ハンドメード雑貨の店「handmade・zakka ほこぽこ」(山口市幸町、TEL 083-932-6888)がオープンした。

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 店舗面積は15坪。店舗入り口の外壁にはレンガを貼り、店内はやさしい色づかいのウッドベースの床や棚を設けることで、あたたかみのある空間となっている。子供連れでも来やすいように、店舗奥にはベビーベッドや机を置いたキッズスペースを用意。

 同店では、全国各地の25~30人のハンドメード作家が作った布小物、ぬいぐるみ、アクセサリー、キーホルダーなど、300~400点を販売している。商品は、毛糸のあみぐるみ(2,000円~3,500円)、リネンのバッグ(2,000円~5,000円)、シルバーのワイヤーアクセサリー(2,000円~)、毛糸や布のヘアゴム(250円~600円)など。今後はフェアトレードも取り入れる予定で、すでに商品は発注済みだという。

 店内にはレンタルボックスも設置しており、商品を置いてみたいと依頼があれば、棚を貸し出し、作家さんに好きなようにアレンジしてもらう。レンタル料は、1カ月1,000円。

 取り扱う商品は、同店の藤井健之オーナーが作家を探して、作品がかわいいと思った人に依頼している。以前は会社員をしていたという藤井さんは、いつか自分の作ったものを置ける店ができたらと考えていたという。1年前から実際に店を持とうと本格的に物件探しや作家探しを始め、8月に偶然「良い」物件を見つけたため、急ピッチで内装工事などを進め、オープンにこぎ着けた。

 藤井さんは「もともと細かい物を作るのが好きで、趣味が高じてできたお店。自分もさまざまな物を作っており、最近はトンボ玉を作っている。販売できるくらい腕を上げたら店に置きたい。この店を通して、既製品にはない手作りのあたたかさが伝われば」と話している。

 営業時間は10時~18時30分。
(©マルニ)

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