メディア業界を支える「広告費」をテーマにしたセミナー「日本の広告費-マーケティング資料の作成現場から」が10月23日、山口県立大学本部キャンパスD-15教室(山口市桜畠3)で開かれる。
日本で1年間に使われた総広告費と、媒体別、業種別などの内訳を細かく調査・集計・分析した統計資料「日本の広告費」を毎年公表している、国内最大手の広告代理店・電通をゲスト・スピーカーに招いての特別講義。このマーケティングデータは、行政機関をはじめ専門家や企業にも幅広く活用されており、業界には欠かせない基礎資料となっている。今回山口を訪れるのは、資料作成に携わる同社消費者研究センターの浦野茂樹主管。
セミナーの主催は、山口県立大学と山口市の印刷会社マルニ(山口市道祖町)。両者は今年度、山口市における地域情報メディアを調査・分析する共同研究に取り組んでおり、今回のセミナーはその一環。当日は「日本の広告費」の作成意義や調査・推定方法などが語られるほか、広告という一つの情報から、全国的なニーズの推移や山口県というピンポイント地域でのデータを探っていく。
開講時間は、12時50分~14時20分。受講無料。問い合わせ・申し込み先は、マルニ・コンテンツ事業部(TEL 083-925-1115)。