山口市立図書館が5月5日、子どもたちの笑い声が響き渡る「こどもワイワイ図書館」に変身する。
こどもの日限定で「いつも静かな図書館を子どもたちの笑い声が響く日に」と、同市内の図書館6館が同時に実施する同イベント。山口市合併10周年記念事業の一環として、各館でそれぞれ内容の異なるイベントを実施する。
中央図書館では、FM山口とコラボした「絵本の読み聞かせと音楽会」を実施。FM山口のパーソナリティーによる読み聞かせや、朗読に合わせて効果音や間奏を演奏するほか、17人のパーソナリティーが薦める本のパネル展示なども行う。そのほか、「図書館探検クイズ」や館内の渡り廊下から紙飛行機を飛ばす「達人と一緒に紙飛行機を作ろう!」も予定する。
阿東図書館では、「親・子つり大会」として館内で野菜やおもちゃを釣るゲームやスタンプラリーを展開。秋穂図書館では「大かるた大会」、小郡図書館では時刻表を見ながら旅行行程を考えて楽しむ「時刻表を使って旅の計画をたてよう」など、各館で1日限定の催しを行う。
中央図書館の上田一郎さんは「各館長が『全館同時に何かできないか』と話し合ったことでアイデアが生まれ、開催にこぎ着けることができた」と話す。「親子で楽しんでもらい、本を通じたコミュニケーションの楽しさを知ってもらえたら」とも。
開館時間は9時~17時(中央図書館は10時から)。