宇部市の観光情報を紹介するスマホアプリ「うべ観光ナビゲーターVer2.0」で12月25日、「新世紀エヴァンゲリオン」オリジナルスタンプの期間限定配信が始まった。常盤商会(新町)が開発した。
2013年12月20日に配信され、累計2167件ダウンロードされている同アプリ。野外彫刻展「UBEビエンナーレ」の情報を配信するほか、「うべの観光スポット」や「宇部ラーメン」、「市街地の彫刻」や「うべのイルミネーションスポット」などを案内する。
カメラで撮影した画像に、同市のPRキャラクター「チョーコクン」や「宇部ラーメン」のロゴなどのスタンプを押すことができる「記念撮影」機能もあり、2014年11月29日から翌年1月12日まで市内で開催された「エヴァンゲリオン展」に合わせて同アニメオリジナルスタンプを配信した時には、ダウンロード数が367件増えたという。
今回はJR宇部新川駅で12月15日から行っている企画展「アンノヒデアキノセカイ2015~エヴァ新幹線運行開始記念~」に合わせ、「新世紀エヴァンゲリオン」キャラクターと「記念撮影」できるスタンプを期間限定で配信する。
JR宇部新川駅待合室付近でスマートフォンのGPSセンサーをオンにし、アプリを起動して位置が認証されるとスタンプが取得できる。プラグスーツを着た主要キャラクター5人や「NERV(ネルフ)」のロゴ、ATフィールドの7種類を配信する。画像提供はカラー。
市観光・6次産業推進課の北山千春主任は「画像に好きなキャラクターを配置でき、動作はスムーズ。スタンプの大きさや角度は自由に変えられるので楽しんでもらいたい。エヴァ新幹線の利用客が、宇部まで足を運ぶきっかけにもなるとうれしい」とほほ笑む。
現在開催している同展については、「ネットの反響を感じている。若い人が『宇部が庵野監督の地元だと知らなかった』と話しながら通っていく姿を見てやってよかったと思った」と話す。「権利の関係で難しいこともあるが、今後も監督の地元である宇部でいろいろなことを展開していければ」とも。
ダウンロードは無料。スタンプの配信・利用期間は1月31日まで。