宇部で2月1日、ときわ動物園(宇部市則貞3)の動物をモチーフにしたスイーツイベント「ときわ動物園応援スイーツグランプリ」の投票が始まった。
同園の3月19日のグランドオープンに先立ち、周知や応援を目的に開催する同グランプリ。市内で菓子やパンを製造・販売している店を対象に公募した。期間中、一般公募で投票を募り人気スイーツを決定する。
同園で飼育するサルやカピバラを模した愛らしいパンや焼き菓子、ケーキや和菓子など、多種多様な28種類が集まった。参加店は、市内の洋菓子店「パティシエセーナ」「メイ・フェア」、和菓子店「小川蜜カス本舗」、パン店「小麦堂ベーグルズ」「BENCH」、レストラン「カメリア(国際ホテル宇部)」「ポレポレ」など27店舗。同商品は各店舗で販売する。
投票用紙の付いたチラシは各店舗に置き、商品購入客がはがきに貼り付けて郵送かファクスで送って投票する。投票者の中から抽選で30人にシロテテナガザルやワオキツネザルのぬいぐるみなど、同園オリジナルグッズを進呈する。
グランプリは3月16日、同園ホームページで発表するほか、ときわ公園で4月3日に開催する「さくらまつり」で表彰式を行う。投票期間終了後も市はエントリー商品を「ときわ動物園応援商品」としてPRする。
同市公園整備局の能美朗局長は「各店での商品開発にあたり、動物の写真やオリジナルイラストを提供してサポートを行った。参加店舗に動物園を応援していただくだけでなく、当園も各店の商品PRを積極的に行い、相乗効果で盛り上げていければ」と話す。
同市動物園リニューアル推進室の竹原よしえ室長は「趣向を凝らしたかわいらしい商品が多く集まり驚いている。スイーツを楽しんでいただきたい。グランドオープン後は本物の動物に会いにきてほしい」とほほ笑む。
投票は3月12日まで。問い合わせは同市動物園リニューアル推進室(TEL 0836-51-7259)まで。