宇部市内各所で6月19日を中心に、夏至の日に合わせた音楽イベント「音楽の祭日」が開催される。主催は宇部市文化創造財団。

渡辺翁記念会館のステージの様子

　同イベントは、1982年に夏至に音楽を楽しむイベントとしてフランスで発祥したもので、宇部では3回目の開催。入場無料で鑑賞できるライブコンサートで、宇部市内に9会場・14ステージを設ける。プロ・アマ問わず市内外のミュージシャンが奏でるロックやジャズ、クラシックなど、さまざまなジャンルの音楽を各会場で楽しむことができる。

　会場は、渡辺翁記念会館（朝日町）、「宝林寺　本堂」（小野）、カフェ「古民家 倉～sou～」（西万倉、楠こもれびの郷内）、「ときわの森」（宇部ときわ公園遊園地内）、ライブハウス「ZAN★CRO Blues（ザンクロブルース）」（中央町3）、ジャズバー「JAZZ SPOT BOB」（中央町2）、レストラン「カフェ・ド・リモージュ」（宇部市島2）、ライブハウス「BIG HIP（ビッグヒップ）」（松島町）、「カトリック宇部教会」（琴芝町1）。

　今回は初の試みとして、メイン会場の渡辺翁記念会館で「記念館マルシェ」を同時開催する。宇部市内を中心にパン店、飲食店、ハンドメード作家、占い師など約15店が出店してイベントを盛り上げる。

　同財団の末永朋之さんは「昨年は800人の参加があり、各会場はほぼ満席状態だった。今年はさらに規模を拡大し、新たな会場やステージも設けている。延べ1000人以上の参加を目標にしたい」と意気込む。

　「行ったことのない店に行き、触れたことのない音楽に触れてほしい。マルシェの初開催もあるので、よりお祭り感を満喫できるイベントになるはず」とも。

　公演スケジュールなどはホームページで確認できる。問い合わせは同財団（TEL 0836-35-3355）まで。