山口・中河原町で彫銀作家が作品展-四季を意識した作品200点

写真=カプセルのネックレス、二葉のペンダントトップ、スペクトロライトのネックレス

写真=カプセルのネックレス、二葉のペンダントトップ、スペクトロライトのネックレス

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 山口・中河原町の「KO silver(ケーオーシルバー)」(山口市中河原町、TEL 083-921-5553)で12月15日から、彫銀作家の佐伯和章さんの作品展「KO silver exhibition『The four seasons-selections 2007』」が開催されている。

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 同展では、佐伯さんが今年作ったシルバーアクセサリーの総集編として、指輪、ネックレス、ピアス、ブレスレットなど約200点が展示されている。シルバーアクセサリーにはいろいろな作り方があるが、佐伯さんはプレート状のシルバーの地金を切ったり、曲げたり、叩いたりして作品を作る。

 今回展示しているカプセルのネックレスには、ベビーサラダの種を入れ、もしもどこかで遭難して食料に困ったときには育ててほしいという意味を込め、「希望につながるお守り」というコンセプトで制作したオリジナリティーある作品。佐伯さんは天然石の魅力を知ってもらいたいと石を使うことが多く、珍しいスペクトロライトを使ったネックレスも展示する。

 佐伯さんは山口市出身。個人で作品を作りながら、山口県内各地で個展やグループ展を重ね、昨年11月にアトリエとして「KO silver」をオープン。アトリエだけでなく、ショールーム機能を備えた店舗にもなっている。作品作りを行いながら、年6回のペースで作品展やグループ展にも出展して活動している。

 佐伯さんは「自分がこれまでどういう作品を作ってきたのか考えたときに、四季を意識しながら作っていると実感したことから、『The four seasons』という作品展の名前にした」と話している。

 営業時間は12時~19時。今月28日まで(期間中無休)。
(©マルニ)

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