山口情報芸術センター(山口市中園町、TEL 083-901-2222)のホワイエで1月6日、「新春!アート弁当コンテスト-情報編集としてのお弁当!?-」が開催される。
同コンテストでは、昨年12月に募集したオリジナルアート弁当を、応募したグループが自らプレゼンし、グランプリ、審査員賞、オーディエンス賞を決めるというもの。山口県内から応募のあったキャラ弁、ご当地弁、個性的な弁当など、アイデアと意外性のある弁当13点が披露される。審査員に、漫画家・コラムニストの辛酸なめ子さんを迎え、同プロジェクトの編集長を務めている哲学者・吉岡洋さん(京都大学大学院文学研究科教授)も審査員となる。
「meets the artist 2007 編集ワークショップ『一冊の本をみんなで作る』」のプロジェクトの一環として行われるもので、公募によって集まった市民コラボレーターグループ「編脳研(へんのうけん)」のメンバーは、約1年の活動期間で、一冊の書籍を編集し出版することを目標に活動している。昨年9月に公開対談「進化する伝統-300年後の大内人形-」、10月に公開対談「文系男子、中也!-世界に向けて何をいふ-」が行われ、同コンテストで3回目のイベント開催となる。
今回のコンテストの模様は、辛酸さんによるイラストおよび原稿となって、同プロジェクトから刊行する書籍に収録される。書籍は「編脳研」メンバーが中心になって編集しているもので、これまでに行われた対談の模様などをまとめたものとなる。今年春に出版予定。
開催時間は13時~16時。入場無料。申し込み不要。
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