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宇部ときわ公園で「カブトムシ天国」 「巨大虫かご」にカブトムシ500匹

カブトムシを手にする子どもたち

カブトムシを手にする子どもたち

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 宇部ときわ公園内ときわミュージアム(宇部市野中3、TEL 0836-37-2888)で開催中の昆虫イベント「カブトムシ天国」が、話題を呼んでいる。

「カブトムシ天国」で見られる国産カブトムシ

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 室内に設けた5メートル四方の「巨大な虫かご」に国産カブトムシ約500匹を放ち、その中でカブトムシと自由に触れ合える同イベント。カブトムシが止まり木に身を留める姿や昆虫ゼリーを食べている様子を見ることができ、観察したり手に取ったりできる。

 初開催の同イベントは、7月21日から夏休み期間に合わせて開催中の「夏休みだよ!昆虫展inときわ公園」の目玉企画。カブトムシを存分に楽しめる「天国」のイベントタイトルもインパクトを呼び、小学生の親子連れを中心に好評だという。

 防府市から来場した安村恒輝くん(8)は、「初めてカブトムシを触った。触り方が分からなかったのでお母さんに教えてもらった。生きている振動が伝わってきて、ドキドキして手が震えた。とても楽しい」と笑顔を見せる。

 山口市阿知須から、おいと来場した東美恵さんは「外で遊んでいたがあまりにも暑いので、室内のイベントは本当にありがたい。普段なかなか昆虫と触れ合えないので、子どもたちも喜んでいてよかった」と話す。

 そのほか、「世界の昆虫」をテーマに、「コーカサスオオカブト」や「ヘラクレスオオカブト」など10種類のカブトムシとクワガタムシの生体展示を行うほか、色とりどりのチョウやカミキリムシなどの昆虫1000種類の標本を展示する。併せて、園内のときわ動物園「体験学習館モンスタ」では、「日本の昆虫」をテーマに展示を行う。

 同ミュージアムの杉原和明さんは「今年は猛暑なので例年よりも来園者数が鈍いように思うが、それでも北九州や隣市など県内外からの来場がある。昆虫の動きを見て肌で感じて理解を深めてもらえれば。夏休みを連想させるテーマとして自由研究にも役立ててもらえたら」と話す。

 開館時間は9時30分~17時。火曜休館(8月14日は営業)。8月26日まで。

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