山口・吉敷の国道435号線沿いに7月7日、総菜バイキング「食地維肴(くちいな)」(山口市吉敷、TEL 083-933-0819)がオープンした。
同店は、山口市と防府市にあるイタリアンレストラン「アンコーラ」が経営する姉妹店。今年6月までルルサス防府内に総菜店としてテナントで出店していたが、7月に同所へ移転した。6月に営業を終了した「ピッツェリア・アンコーラ」があった建物をそのまま生かして総菜バイキングの店に業態変更した。店舗面積は33平方メートルで、席数は26席。
和食をメーンに玉子焼き、春雨サラダ、ポテトサラダ、サツマイモのオレンジ煮など、おふくろの味をウリにしたオーソドックスな総菜20~30種類が並ぶ。旬の野菜を多く使い、山口市仁保の畑で作った新鮮な野菜を使用しているという。料金は、大人=1,260円、子ども(小学生)=840円、幼児(4歳~)=400円。100グラム=210円で総菜のテークアウトもできる。
店名の「くちいな」は、イタリア語で「台所(cucina)」を表す。「大地の恵みを肴(さかな)」にして食べる」という意味で、漢字4文字の当て字をして「食地維肴」と名付けた。同店の山根良江さんは「おふくろの味をおなかいっぱい食べて帰ってもらえれば」と話している。
営業時間は11時~17時。火曜定休。