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萩で「まちじゅう博覧会」始まる 萩全体で「秋のおたからに出会う旅」展開

オープニングイベントの様子(写真提供=萩まちじゅう博物館)

オープニングイベントの様子(写真提供=萩まちじゅう博物館)

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 観光イベント「萩まちじゅう博覧会(秋期)」が10月18日、萩で始まった。

オープニングセレモニーの様子

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 萩全体を屋根の無い博物館に見立てる「萩まちじゅう博物館」の取り組みが20周年を迎えたことを記念して行う同イベント。歴史的街並みや豊かな自然景観などの「萩のおたから」を五感で味わう体験プログラムを地域事業者が提供し、観光や街づくり、文化の継承を目的に実施する。

 期間中、「まちじゅうにあふれるおたからをめぐる旅」をコンセプトに42のプログラムを展開する。プログラムは「人と暮らしに出会う」「技やなりわいに触れる」「食のひとときを楽しむ」「大地と自然に遊ぶ」「歴史と文化を感じる」「まちと風景を巡る」の6つのカテゴリーに分かれている。

 秋期は、「萩焼伝統工芸士の技体験」や「人力車博物館」など歴史・文化に触れるプログラムのほか、「FURUSATOサイクリング日本酒コース」「萩の暮らしを味わう、農泊体験」などの体験プログラムも用意する。

 初日には、大漁旗の店「岩川旗店」(古萩町)でオープニングイベント「アイコン旗の染色ワークショップ」を行なった。参加者は「初めて旗を染める体験をした。色の乗せ方が難しかったが、好きな色を選び布が染まる様子が楽しかった」と話した。

 柴田一郎副市長は「萩まちじゅう博覧会の理念を20年ぶりに再確認し、地域に根差したプログラムを展開する。萩市民や萩を訪れる人に楽しんでもらうことで、おたからの保存と次世代への継承を行っていきたい」とあいさつした。

 開催期間は12月1日まで。

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