萩焼の陶器市「弍萩祭」が11月14日から、「萩・明倫学舎」(萩市江向)で開かれる。
同イベントは、伝統工芸品である萩焼の「今」を周知することを目的に昨年初開催し、今回が2回目となる。名称の「弐萩祭」は、茶道の世界で古くから言われる「一楽、二萩、三唐津」から名付けた。
主催する萩焼協同組合「萩のうつわ」事務局の横見史さんは、「昨年は好評をいただいた。今年は新たな体験型コンテンツや喫茶サービスなど、より萩焼に触れてもらえるよう力を入れている」と話す。
期間中、同組合に所属する15店舗が作品を展示販売する「大窯出し市」や、茶器や酒器を展示する「萩のうつわ展」、料理研究家でテーブルコーディネーターの間ひろこさんによる「テーブルコーディネート展」、萩焼のパーツを使ったアクセサリー作りのワークショップ、好みの器を選び抹茶とコーヒーを楽しむ「喫茶コーナー」などを設ける。
ぐい呑みや箸置き、アクセサリーなど様々な陶器作品をランダムに選べる「カプセルトイ」(500円、1,000円の2種類)も販売する。期間中のみカプセルの中に引き換え券が入っており、出店者が選りすぐった萩焼を進呈する抽選も行う。
横見さんは、「昨年よりもパワーアップした企画で組合員一同がお迎えする。ぜひ足を運んでもらい、現在の萩焼に触れてもらえれば」と来場を呼びかける。
開催時間は10時~17時。11月18日まで。