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宇部で「オーガニックフェア」 有機農産物のマルシェ、「芋煮」振る舞いも

会場の「万倉ふれあいセンター」(写真提供=宇部市農業振興課)

会場の「万倉ふれあいセンター」(写真提供=宇部市農業振興課)

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 マルシェイベント「オーガニックフェアうべ」が11月24日、宇部の「万倉ふれあいセンター」(宇部市西万倉宮ノ下)で開かれる。

「しめ縄づくり」の様子

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 宇部市が取り組む「有機農業推進計画」の一環で、今回が8回目の同イベント。地元農家や消費者などの有志で作る「有機ネット山口西部」と共催し、有機農産物やその加工品の消費拡大や販売促進、生産者の紹介などを目的に行う。

 宇部市農業振興課の古川裕宗係長は「昨年は約500人が来場した。開場する前から待っている人もおり、年々来場者が増えてきている。北部エリアの小学校にチラシを配布した効果もあったようで、小さな子どもを連れた若い世代の来場が増加した」と話す。

 当日は、新鮮な有機野菜や米、加工品を販売するマルシェを開くほか、柿木村有機農業研究会会長の福原圧史さんによる有機農業に関する講演会や、有機里芋を使った「芋煮ふるまい」(10時30分~、12時30分~、各先着100人、無料)などを行う。

 マルシェには、「有機ネット山口西部」や「岩国地域有機農業推進協議会」、「おさば有機農業研究会」、「河村酒場」、「中村自然農園」、「ばくや」など市内外の20事業者が出店し、野菜や米、焼き菓子、ジャム、調味料、薬膳茶、弁当、パン、竹炭製品などを販売する。

 会場では、有機農業や食、自然環境などについて考えるパネル展示や、「しめ縄づくり」のワークショップ(先着50人、小=400円、大=600円)、マルシェで使える引換券などが景品のクイズラリー(先着100人)なども行う。

 古川係長は「出店する方々は、非常に思いを込めて有機農産物の生産や加工を行っている。来場される方が、有機農産物とはどういった物か、体や環境にどう良いものなのかなどを知る機会にもなれば」と話す。

 開催時間は、10時~14時。

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