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宇部に日本料理店「絆仁」 店主は元ホテル料理長、会席料理提供

「日本料理 絆仁」外観

「日本料理 絆仁」外観

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 「日本料理 絆仁(はんと)」(宇部市鵜の島町、TEL 0836-52-9221)が3月6日、宇部にオープンした。

9種類の小鉢などが付くランチ

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 昨年閉館したANAクラウンプラザホテル内の日本料理店「雲海」で21年間料理長を務めていた矢部仁さんが「日本料理一筋でやってきた。生涯現役であり続けたい」と出店した。

 店舗面積は約25坪。和の落ち着いた木目調を基調とした店内に、テーブル席=14席、カウンター席=5席を設ける。

 食材は、佐賀牛や宮崎牛などのブランド肉、地元野菜、地魚や瀬戸内海で捕れた魚などを使う。

 ランチは、天ぷら盛り合わせや9種類の小鉢などが付く「いろどりランチ」(3,500円)、造り盛り合わせなどが付く「おきまりランチ」(2,500円)、10品から成る「昼会席」(4,500円、前日までの予約制)など。内容は仕入れ・季節によって変わる。

 ディナータイムには、「夜のミニ会席」(4,500円)、6,600円、8,800円、1万1,000円の価格帯から選べる「会席料理」(2日前までの予約制)のほか、「鯖(さば)の徳地味噌(みそ)漬け」や「宇部産 レンチョウ一夜干し」(以上1,100円)、「国産牛ロース和風焼き」(4,000円)、雑炊(800円)などの一品料理も用意する。

 ドリンク類は、「五橋」「貴」「原田」などの山口の地酒、ビール、焼酎、ワイン、酎ハイ、ノンアルコールカクテル、ソフトドリンクなどをそろえる。

 矢部さんは「日本の食材にある3つの旬『走り・盛り・名残』を大切にしている。季節の移ろいを繊細に味わいながら、心地良いひとときを過ごしてもらえたら」と話す。

 「店名には人と人のつながりや絆を大切にしたいという思いを込めた。落ち着いたら、より若い世代に利用してもらえるよう、洋食に使う食材をアレンジするなど古典的な様式にとらわれずに挑戦したい」とも。

 営業時間は、11時30分~14時、17時30分~20時30分。水曜定休。

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