
唐揚げ定食を食べ切る早さを競う「から揚げタイムアタック選手権」が4月9日、宇部の食堂「いっぺい堂」(宇部市居能町2、TEL 0836-31-2738)で始まった。
同店では食べる量を競う「わんこつけ麺選手権」を先月末まで行っていたが、今回は食べる早さを競う。店主のいっぺいちゃんは「わんこつけ麺では宇部市内の女性が22杯を食べて優勝した。挑戦してくれた人は全員限界まで食べてくれて、笑いと涙があり、とても盛り上がった。たくさん食べたい若い子が多く来店してくれて良かった」と話す。
今回の「から揚げタイムアタック選手権」は、唐揚げ15個にご飯と小鉢、みそ汁、漬物が付く「から揚げ定食マウンテン」を食べ切る早さを競うもので、料金は1,800円。店内に暫定順位を掲示し、5月31日まで行う。最終順位の入賞者を表彰し、1位には「同店お食事券1,500円分」、2位・3位には「から揚げ定食無料券」を進呈する。
いっぺいちゃんは「から揚げ定食は当店一番の人気メニュー。唐揚げは、しっかりと下味をつけて寝かせてから作り、衣のサクサク感にこだわっている」と話す。
現在の暫定1位は、「わんこつけ麺選手権」で準優勝(記録は21杯)した岡村亮太さんで、タイムは3分30秒。いっぺいちゃんは「これまでの経験から3分を切れば優勝だと思う。ゆっくり味わってもらいたい気持ちもあるが、楽しんでもらいたい」と笑顔を見せる。
「物価高が続き、関税でいろいろな物の値段がまた上がるかもしれないが、今後も楽しみを提供し、食とエンターテイメントの店を追求したい」とも。
営業時間は11時~20時30分。日曜定休。