
リフォーム店「上宇部工業」(宇部市川上、TEL 0836-35-0255)が宇部・宮地町から川上に移転して、6月1日で1カ月がたった。
2014(平成26)年に創業し、宇部を中心に県内各地で建築・鉄骨塗装や住宅のリフォームなどを手がける同店。代表の村田恭平さんは「元の事務所が分かりづらい場所にあったことや、将来的に建売住宅や注文住宅を販売したいことに加え、住宅が大きな被害を受けた被災地を支援するボランティアに携わりたいという考えから、その第一歩として移転を決めた」と話す。
「創業当初は塗装をメインにしていたが、『塗装と一緒に内装もやってほしい』と要望されることが多くなり、現在はリフォームがメイン。当初は専門外の部分もあったが、過去の内装工事の失敗談などを聞くうちに、自分がしっかりとした知識を身につけることで、困ったときの駆け込み寺的な存在になりたいと思うようになった」とも。
現在対応するのは、雨漏りや屋根塗装などの屋根工事、畳・フローリングの張り替え、左官などの外壁・内装工事、板金施工、リフォームなど。一般住宅のほか、企業や行政からの依頼もあるという。
村田さんは「同じ志を持つ地元で信頼できる大工や施工業者とチームを組むことで、地域に良い企業が残り、10年後、20年後も同じクオリティーのサービスが提供できる仕組み作りを目指している。地元で愛を持って取り組んでいる事業者を紹介できるような組合を作ることができれば」と意欲を見せる。
営業時間は9時~17時30分。水曜定休、日曜・祝日不定休。