
「炭焼食堂JYUJYUTEI」(宇部市浜町1、TEL 0836-21-2910)が6月23日、宇部にオープンした。
コンセプトは「炭焼きビフテキと炊きたて土鍋ご飯」。宇部で人気の焼き肉店「じゅうじゅう亭」(浜町2)などを経営する「ライズ」(西平原3)が、同社が経営する精肉店「まるじゅう」の隣に出店した。
同社の李洋平社長は「食肉を中心に展開を進めている。今回の出店のきっかけは、精肉店の隣に食堂があったら面白いのではと感じたこと。常に新鮮さを保つことができ、食品ロスの改善にもつながっている。さまざまな形で肉の楽しみ方を提案したい」と話す。
店舗面積は約20坪。店内はオープンキッチンで、厨房を囲むカウンターに16席を備える。各席にダクトを設け、炭火の焼き台を卓上に設置し、ミディアムレアに炭焼きした肉を自分好みの焼き加減に「追い焼き」する形で提供する。
提供するのは、俵型ハンバーグの「炭火和牛ハンバーグ定食」(3個、1,680円)、「和牛サーロイン定食」(150グラム、2,980円)、「和牛赤身ステーキ定食」(同、2,500円)、「切り落としステーキ定食」(同、1,850円)、「ハラミステーキ(US産)定食」(同、1,980円)、「熟成牛たん(US産)定食」(130グラム、2,300円)、「和牛ヒレステーキ定食」(130グラム、3,500円)など。
定食には、契約農家から仕入れた阿東産コシヒカリの土鍋ご飯(1.5合)とみそ汁が付く。みそ汁は豚汁(300円)にも変更可能。オプションとして、「和牛ハンバーグ」(1個400円~)や「和牛赤身」(45グラム、660円)、「大和芋とろろ」(350円)、徳地とりたまの里の卵「とりたま生たまご」(100円)、「国産野菜サラダ」(300円)などを追加できる。
同店ではA4・A5ランクの和牛を中心に取り扱い、ハンバーグは「まるじゅう」で毎朝ひいた国産黒毛和牛100%のものを使う。
李社長は「秋から冬ごろにかけて、宇部に新たな鉄板店の出店を計画している。じゅうじゅう亭が創業して43年になるが、今後も地域資産と思ってもらえるような店づくりや展開をしていきたい」と話す。
営業時間は10時30分~15時。水曜定休。