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宇部で体験イベント「夏の美術室」始まる 素材から自由なアート体験を

ときわ湖水ホールで始まった「夏の美術室2025」

ときわ湖水ホールで始まった「夏の美術室2025」

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 夏休みの子ども向けアートイベント「夏の美術室2025」が7月18日、「ときわ湖水ホール」(宇部市沖宇部)アートギャラリーで始まった。

「工作室」の様子

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 ものづくり体験の場として行う同館の夏の恒例イベント。今年は「素材探検 かたち・いろ・てざわり」をテーマに、県内外で活躍するエデュケーターや作家によるワークショップも開催する。

 宇部市文化振興課・学芸員の佐藤麻由さんは「なにかを作るとき、完成形が先にある状態で作るのもいいが、その場にある素材を見て触れて、そこから自由に想像したり、思いついたりしてものを作るというのも面白いのではないかと、今回のテーマを設定した」と話す。

 期間中、会場にある道具や材料を使って自由にものづくりが楽しめる「工作室」や、市内小中学校での彫刻教育の取り組みを紹介する「彫刻教育紹介展示」、宇部出身の俳優でパフォーマーの渡辺芳博さんが街中の彫刻を巡る様子を紹介する映像「からだから観る彫刻」、「宇部市彫刻コレクション展示」なども常設する。

 ワークショップは、「いろいろな材料であそぼう」(7月19日、20日)、「まぜてこすってフエルトをつくろう」(8月2日、要事前申し込み)、「刺繍DESK at 夏の美術室2025」(8月15日~17日)の6回を予定する。参加料は500円。

 佐藤さんは「夏休みに家族でいろいろな場所に出かけると思うが、涼しい会場内でいろいろな素材や道具を使って自由にモノづくり体験してもらえれば」と来場を呼びかける。

 7月19日・23日、8月1日・7日の4日間は、障がいのある人と家族および介助者限定利用デー「ドリームデイ@夏の美術室2025」(事前申し込み)を全館貸し切りで実施する。

 開場時間は10時~16時。8月24日まで。火曜休館(8月12日は開館)。

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