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長門で「やきとり祭り」開催へ 「やきとりのまち」地域おこしから20年

前回の様子(写真提供=西日本やきとり祭り実行委員会)

前回の様子(写真提供=西日本やきとり祭り実行委員会)

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 「西日本やきとり祭り2025」が9月13日・14日、長門の「山口県漁業協同組合 湊魚市場」(長門市東深川)で開催される。

前回の様子

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 「日本6大やきとりタウン」の一つである長門市に、西日本エリアのご当地焼き鳥店が集結する同市最大の夏のイベントで、「全国やきとリンピック」などの全国規模の焼き鳥イベントがない年でも、焼き鳥を食べる機会を提供しようと2015(平成27)年から始まった。同市の「やきとりのまち」としての地域おこしは、今年で20年の節目を迎える。

 昨年は5年ぶりに開催したが、2日間で約34,000人もの来場者があった。主催する「西日本やきとり祭り実行委員会」事務局長の長尾英樹さんは、「想定以上の来場があり、ありがたかった」と振り返り、「焼き鳥による地域おこしがここまで続くとは思っていなかった。途中で何度も挫折を経験したが、諦めずに続けてきたことで時代とかみ合い、『焼き鳥と言えば長門市』と言ってもらえるようになった」と、20年の歩みを振り返る。

 今年は、地元の「長門やきとり横丁連絡協議会」「長州黒かしわ振興協議会」などの団体のほか、香川県の「鳥屋玄奥」、福岡県の「焼とり鉄砲」、宮崎県の「宮崎地頭鶏専門店ぐんけい」など、西日本各地から12店舗が出店する。

 ステージイベントも充実し、13日には「初代タイガーマスク佐山サトル氏トークショー」が行われるほか、県内アーティストによるライブや、じゃんけん大会なども行う。地元特産品の販売ブースを設けるほか、萩海上保安署巡視艇「はぎなみ」の船内見学(13日)も予定する。

 長尾さんは「県内でも全国でも、『長門市はやきとりのまち』と紹介されるようになったのはすごいこと。今の状況に満足することなく、これからも真面目に情報発信などに取り組み続けていきたい」と話す。

 開催時間は、13日=10時~17時、14日=10時~16時。

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