
親子参加型イベント「こどもパーク2025」が9月14日、山口市産業交流拠点施設「KDDI維新ホール」(小郡令和1)で開催される。
幼稚園児や保育園児、小学生を対象に、遊びを通じて子どもの創造性・主体性・体力・健康を育むと同時に、親子や学生が共に学べる場を提供することを目的に開く。同イベントを運営する「メディフィットラボ スポーツクラブ」企画担当の鈴木英明さんは「ものづくりや運動、音楽など、親子で一日かけて遊びながら学べるコンテンツをそろえている」と話す。
「こどもパーク」は2022年から始まったが、今回は初の試みとして地域の老人クラブが講師として参加する。鈴木さんは「メインは子どもたちだが、高齢者の孤立解消や外出機会の創出といった、地域が抱える課題の解決にもつなげたい」と話す。
当日は、メインホールや自由通路、会議室など施設全体を使って企画を展開する。紙飛行機作りやかるた遊びをする「あそびのひろば」や「つなげて遊ぶダンボールボード」のほか、老人クラブ小郡支部が担当する「おはじきお手玉であそぼう!」などのワークショップも用意する。会場では「三角チーズサンドパン」の販売や、キッチンカーの出店も予定する。
さらに、年長から小学4年生までの親子を対象に、雑誌「コロコロコミック」とコラボした漢字バトルカードゲーム「カンジモンスターズ」(親子=1,000円、事前予約制)も実施する。
鈴木さんは「最近は外で遊んだり、何かを考えながら遊んだりする機会が少なくなっているように感じる。当日は、親子で時間を忘れて、体も頭も使って思い切り遊んでもらいたい。デジタル化が進む現代だからこそ、アナログな遊びを通じて子どもの未来を考える一日になれば」と話す。
開催時間は、9時30分~15時。