
遊んで学べる体験型イベント「からだ冒険アドベンチャー ~体の仕組みの面白さを遊んで学ぼう!~」が10月26日、宇部の「西部体育館」(宇部市島3)で開催される。
主催は、山口県の医師不足や偏在などの課題解決に向けて活動する山口大学医学部公認部活動「めで部-Medebu-」。昨年開催した「THE スポーツデー」に続く、同団体による大規模な子ども向けイベントの第2弾となる。
イベント企画部長の徳丸友聖さん(医学部医学科3年)は、「医学部の学生である僕たちならではのものをと、子どもたちが体の仕組みについて遊びながら学べるスポーツイベントを企画した。自分の体について知り、どう健康につなげるかを学んでもらえれば」と話す。
当日は、体の各パーツの働きを楽しく学べる6つのブースを展開する。全ブース体験の所要時間は約1時間で入退出は自由。
ブースは、運動やゲームをしながら呼吸を学ぶ「呼吸ブース」、障害物リレーに挑戦しながら体中に酸素を運ぶ仕組みを体験する「血液・循環ブース」、キャッチボールや反射神経ゲームを通じて脳と運動神経の働きを学ぶ「脳・神経ブース」、筋トレやバランスゲームで筋力をチェックする「筋力・体力ブース」、「ホネホネトンネル」をくぐって骨の構造を体験する「骨・関節ブース」、ウイルス役の鬼から逃げて病気を予防することの大切さを学ぶ「免疫・予防ブース」。
各ブースに、それぞれのパーツに関する簡単な解説や、健康につなげるための取り組みなどを載せたパネルも設置する。
徳丸さんは「医学部生が子どもたちの様子見をし、安全管理を徹底するので安心して預けてもらえるのもポイントの一つ。遊びや体験がメインだった昨年と比べ、『医学』の学び要素が入ったことで堅苦しさを感じるかもしれないが、小さな子どもから中学生くらいまで楽しく学べるようになっている。気楽に遊びに来てもらいたい」と呼びかける。
開催時間は、10時~16時。室内シューズ(上履き可)の持参が必要。