ライトアップイベント「TOKIWAナイトミュージアム」が11月23日、宇部ときわ公園内「ときわミュージアム 世界を旅する植物館」(宇部市野中3)で始まった。
今年のテーマは「ナイトボタニカ~月が咲く夜~」。光る蝶が出現し、月の使者となって来場者を物語の世界へ導く演出を施している。シンボルツリー原産国の伝統音楽とともに館内をライトアップするほか、サボテンエリアでは5分間隔で3分間のレーザーショーを行う。
宇部市ときわ公園企画課主任の島谷恵子さんは、「ナイトミュージアムは、当初から当館だけではなく、生演奏に参加してくれる人や来場してくださる人など、みんなで作り上げるものという気持ちでやってきた」と話す。
期間中、公募で集まった演奏者が18時30分と19時30分から30分ずつ生演奏を披露する。バイオリニスト・平野郁乃さんとシンガー・エルザさんによる「クリスマスコンサート」(12月20日)、サンタクロースと出会える「サンタクロースイベント」(12月21日)、館内でコスプレで撮影できる「コスプレクリスマス」(12月24日、25日)なども実施する。
このほか、隣接するカフェ「こびとぱん」で限定メニューを提供する「ナイトカフェ」や、館内特別展示室での「クリスマス展」「お正月展」など、さまざまな企画を用意する。
島谷さんは、「年々パワーアップし、4回目となる今年も最高の出来。ライトアップすることで植物がより際立ち、とてもかっこいい姿を見せてくれる。伝統音楽を聴きながら、幻想的にライトアップされた世界旅行を楽しんでもらいたい。大人はもちろん、子どもたちも楽しめる企画を準備しているので、何度も来場してもらいたい」と呼びかける。
同イベントは、来年1月12日までの金曜・土曜・日曜・祝日、振替休日および12月24日・25日に開催する。開催時間は18時~21時30分(最終入館は21時)。入場料は、一般=500円、高校生以下無料。