山口・赤妻町に11月20日、ファミリー層をターゲットとしたお好み焼きと餃子の店「ホット・まつや」(山口市赤妻町、TEL 083-922-8821)がオープンした。店舗面積は51坪で、席数は84席。
同店は、湯田温泉にあった「割烹松屋」を閉店して、新たにお好み焼きと餃子の店としてオープン。メーンは関西風お好み焼きで、一銭洋食(いっせんようしょく)をアレンジした「山口風お好み焼き」(700円)もある。一銭洋食とは、お好み焼きのルーツのひとつとも言われているメニュー。同メニューは、ちくわ、平天、フィッシュソーセージ、なるとなどの具が入り、生地はもっちりとしており、ソースではなく醤油で食べる。
同店のお好み焼きは関西風で、利用客が自分で焼くため、生焼けにならないように具材にはすでに火を通してある。同店では1センチ程度の厚さで平たく焼くのが特徴。「よく焼いた方がおいしいので、こうした工夫をしているが、あまりこだわらずにお好みで焼いてもらえれば」と店長の烏田さん。
餃子は全て手作り。「黒豚ギョーザ自家製」(262円)は、ひとくちサイズの餃子で、中の具が細かいため、食べると「とろっとした食感」だという。そのほかサラダ、揚げ物、もつ鍋、焼物など、幅広いメニューを提供する。客単価は約1,200円。烏田さんは「お子様はお好み焼きを食べていただき、お父さんはお酒とサイドメニューを楽しむなど、ファミレス感覚で利用してほしい」と話している。
営業時間は11時~24時。不定休。(©マルニ)