山口で現役美術教師がビデオアート展-幾何学の概念、作品に生かす

高下正明さんの作品のイメージ

高下正明さんの作品のイメージ

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 山口のギャラリー「アテリエ・セレーノ」(山口市下市町8、TEL 083-923-4141)で9月19日より、周南市在住の高下正明さんのビデオアート展が開催される。

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 「フラクタルによる作品展」と題した今回の個展では、幾何学の概念であるフラクタルを利用した映像作品のほかに、絶え間なく変化する映像から切り取った平面画像による作品約20点を展示する。

 「形や色の変化する面白さを楽しんでいただければ」と話す高下さんは、広島県出身で現在は周南市内の中学校で美術教師を務める。「まるで林や海岸をそぞろ歩くように、日々作品を探して制作してきた。今回の展覧会ではこれまで集めてきたその成果を展示したい」とも。

 同じフラクタル画像でも基本となる形や色が違うと全く雰囲気の異なるものになるという。

 開催時間は11時~19時。今月23日まで。

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