宇部の画廊「ギャラクシーふくなが」(宇部市新天町1、TEL 0836-31-0085)で3月12日、はり絵作家・藤井蓮さんの個展「貼絵展」が始まった。
「宇部には縁があって幼少の頃から何度も訪れている。実は人生初めての個展も宇部だった」と話す藤井さんは1979(昭和54)年、京都府生まれ。2005年から本格的な制作活動を始め1日に1作品のペースで作り続けてきたという。今年2月には東京・下北沢でも個展を開いた。
同展はこれまでに制作した作品から約50点を展示。ツバキ、ヒマワリなどの花や金魚、カエル、赤タマネギなどをモチーフにした作品のほか、宇部産の柿をモチーフにした「宇部柿」も。展示作品はすべて昨年から今年に手掛けたものばかり。藤井さんは「はり絵の魅力は誰にでも出来そうなところ。たくさんの人に見てもらいたいが特に小さな子どもたちに見てもらいたい」と来場を呼び掛けている。
営業時間は10時~19時。3月21日まで(17日は休業)。