宇部市文化会館（宇部市朝日町）で5月29日、ドキュメンタリー映画「1/4の奇跡～本当のことだから～」と「宇宙（そら）の約束～いのちが紡ぐ愛の詩～」の上映会が開催される。

　両作品ともに養護学校教諭・山元加津子さんをテーマにした作品。「1/4の奇跡～」は、子どもたちとの触れ合いや、考古学・医師や科学者の話も交え、病気や障害にも意味があること、すべてのことやものは必要があって存在していることを描き出す作品で、自主上映ながら上映開始から450カ所・5万人以上を動員し、海外でも上映されている。

　「宇宙（そら）の約束～」は山元さんへのインタビューを中心に構成され、命に向き合う現場に携わる人に話を聞きながら「生きるとは何か」「死とは何か」「宇宙の秘密」に迫る内容となっている。

　3月21日に山元さんを招いて開いた講演会には123人が来場。主催する優悠サークルの今田さんは「昨年の5月と8月にもそれぞれの作品を上映したが、3月の講演会でかっこちゃん（山元さん）の話を聞いて感動した人たちから多くのリクエストをもらったので、もう一度宇部で上映することにした」と話す。

　上映時間は、「1/4の奇跡～」＝14時～、「宇宙（そら）の約束～」＝16時～。料金はいずれも観賞＝1,800円、どちらかのみ観賞＝1,000円で当日券のみ。問い合わせはTEL 090-2002-6523（優悠サークル・今田さん）まで。

1部と2部の間に、主催スタッフ手作りのシフォンケーキと飲み物を提供する（いずれも鑑賞する人が対象）。