山口・中園町の山口情報芸術センター前山口市中央公園で10月27日～28日、「第2回山口アーツ＆クラフツ」が開催される。

　同イベントは中央公園の芝生を会場に、全国から集まった132人のクラフト作家や工房による陶芸、木工、ガラス、染織などの作品を展示・販売するもの。山口県内からの出展者は32人で、そのほか、福岡、兵庫をはじめ、宮崎、秋田など、全国各地からクラフト作家が集合する。

　「魅せる」という視点で、来場者が作家を評価して投票するコンテスト「ミルミルミセルコンテスト」も実施。投票結果により、参加作家の中から「YAC大賞」1人と「YAC賞」3人を選び、受賞した作家に投票した人には、抽選でその作家の作品をプレゼントする。投票用紙は、公式パンフレットに添付される。

　期間中はワークショップも開催され、シルバーリング作成、革細工のキーホルダーづくり、キャンドルホルダー製作、木のおもちゃづくり、型絵染めのランチョンマットづくり、やじろべえメモスタンドづくりが行われる。受講の受付は先着順で、イベント当日に申し込む。400円～2,000円程度の受講料が必要。定員あり。

　会場には、佐世保バーガー、ニューヨークバーガー、トルコアイスクリーム、コーヒーなどの移動販売車5台も集結するという。

　山口アーツ＆クラフツ実行委員会の伊藤慎一さんは「若い作家に発表の場を提供すること、山口にクラフトアートを根付かせること、中四国・九州地区にクラフトアートを発信することが、このイベントの目的。『アート』というと見るだけだが、クラフトアートは使ってこそのアート。来場者には、会場で作品を買っていただき、後々良い使い手になってもらえれば」と話している。

　開催時間は、27日＝10時～17時、28日＝9時～16時。雨天決行。問い合わせは、同実行委員会（TEL 083-923-5533）まで。

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