防府・中央町の「防府サティ」向かいに5月7日、革細工の店「風見鶏」(防府市中央町、TEL 0835-21-7005)がオープンした。
店舗面積は6坪。白い壁と、床や作業場に使われた木材が生み出すナチュラルな空間の店内に、バッグ、アクセサリー、財布、ベルトなどの小物が並ぶ。同店にしかない1点モノを販売しているのが特徴。バイクに乗っている人や若い男性、個性の強い人が多く訪れるという。
バッグなどの革製品は同店オーナーが作ったもの。オーダーメードで革細工の製品を作り、衣類以外なら何でも請け負うという。牛革、ブタ革、シカ革、ヘビ革、ヤギ革などを使用し、商品は財布(25,000円)、バッグ(15,000~68,000円)、ブレスレット(3,800円)など。ほかにも、海外から仕入れたシルバーアクセサリーや雑貨も販売している。
オーナーの尼本哲夫さんは、会社勤めをしながら10年前から革細工を個人で作っていた。以前から「若いうちに店を開きたい」という思いがあり、結婚してからも「2人で店をやりたい」という思いが強くなり、店を出すことを1年前に決意。今年4月に物件を借りて、オープンにこぎつけた。
尼本さんは「都会から発信されるブランドが多い中で、山口県から発信できるような店やモノにしたい」と話している。営業時間は11時~20時。火曜定休。
(©マルニ)