山陽小野田の竜王山公園オートキャンプ場(山陽小野田市大字小野田)の桜が、開花を始めた。
ソメイヨシノを主に、ヤマザクラ、ヤエザクラなど約1万本の桜の木が植樹されている同園。今月25日にヤマザクラの開花が確認できた。ソメイヨシノはつぼみが膨らみ、間もなく開花する様子。
昨年は3月下旬に開花を始め、同月末には五分咲きほど開花。花を散らせる風が弱かったために4月中旬まで桜を楽しむことができた。今年は寒さが厳しいことから開花が遅れているという。
今年の開花について、同園管理人の須田元樹さんは「今年は4月に入ってから次々と咲き始め、一度に散るのではと予想している」と話す。「4月9日、10日が見頃になりそう」とも。
同園では利用客の要望に応え、今年も同山中腹にあるオートキャンプ場管理棟の「キャンプセンター」裏をライトアップし、昨年に続き夜桜も楽しめるようにする予定。時間は日没から21時まで。
「年々、利用客が増えているように思う。桜の名所としての知名度は上がってきているようだ。今年もたくさんの人に訪れてもらえれば」と須田さん。