手打ちそばを提供している宇部の「まつずみ旅館」(宇部市松山町3、TEL 0836-21-6209)が3月1日、そば粉を使った新メニュー「そば粉クレープ」の提供を始めた。
11年ほど前から、そばをメーンに提供している同店が新たに提供する同メニューは、そば粉を100%使った「そば粉クレープ」。北海道から取り寄せるそば粉を使い、バニラアイスを添えた「洋風」と、抹茶アイスを添えた「和風」の2種類を用意する。価格は、コーヒーまたは紅茶が付いて450円。
同メニューを手掛けた守永裕介店長は「そばの風味が味わえるように、あえてクリームやフルーツを巻いた形では提供せず、卵を控えめにすることでそば粉の粘り気を生かした」と話す。アクセントに塩を加えることで「あっさりもっちりとした食べ口」に仕上げた。
のど越しの良さにこだわった「二八そば」を提供する同店。おかみの髙田富三江さんは「当店は創業50年以上。毎朝手打ちしているそばを、新しい形で提供できないかと試行錯誤し今回のメニューが完成した。アイスとクレープを一緒に食べるかどうかで、また味が変わってくるので、そばの香りを楽しんでもらえたら」と話す。
営業時間は11時30分~14時。月曜と第1・第3日曜定休。