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宇部「宮脇書店」上半期ランキング-「本屋大賞」の百田尚樹さん、上位に3作

同店の上半期ベストセラー1位に輝いた「永遠のゼロ」を手にする同店スタッフの西村さん

同店の上半期ベストセラー1位に輝いた「永遠のゼロ」を手にする同店スタッフの西村さん

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 宇部の書店「宮脇書店」(宇部市東梶返3、TEL 0836-37-0011)に2013年上半期の書籍売り上げランキングを聞いた。

「本屋大賞」を受賞した百田尚樹さんの特集も

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 ランキングは、1月から6月末まで同店で販売した書籍の中から、コミックを除く文庫・文芸・新書などの各ジャンルを合わせた総合ランキングで集計。1位は全国の書店員の投票によって決まる「いちばん!売りたい本 2013年本屋大賞」にも選ばれた「海賊とよばれた男」の著者、百田尚樹さんの「永遠の0(ゼロ)」だった。ランキングベスト10は以下の通り。

1位=「永遠の0(ゼロ)」(百田尚樹)
2位=「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」(村上春樹)
3位=「海賊とよばれた男 上」(百田尚樹)
4位=「海賊とよばれた男 下」(百田尚樹)
5位=「ビブリア古書堂の事件手帖」(三上延)。

6位=「聞く力 心を開く35のヒント」(阿川佐和子)
7位=「置かれた場所で咲きなさい」(渡辺和子)
8位=「真夏の方程式」(東野圭吾)
9位=「プラチナデータ」(東野圭吾)
10位=「できる大人のモノの言い方大全」(話題の達人倶楽部 編)

 ランキングの結果について、同店スタッフの西村光央さんは「『聞く力-』は昨年に引き続き根強い。百田尚樹さんの作品のほか、4月に発売された村上春樹さんの新刊や、東野圭吾さんの作品もたびたび映画化されるなど、話題の作者や作品はよく出ている。『永遠の0』は260冊を超える売り上げだった」と話す。

 最近の本の動きについては「公務員試験関連の参考書がよく売れていることも特徴の一つ。料理レシピ本にしても『タニタの社員食堂』から『たまねぎ氷』に人気が移ってきており、宇部エリアの人の興味・関心の流れも読み取れる」と西村さん。

 「6月25日からは夏の文庫本のフェアも始まった。好きな1冊を探してもらえれば」とも。

 営業時間は10時~23時。

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