宇部ときわ公園(宇部市則貞3)に7月13日、夏シーズン限定の水遊び新スポット「じゃぶじゃぶ池」がオープンした。
彫刻が設置されている園内「噴水池」横にオープンしたじゃぶじゃぶ池は、「ときわ公園の全国ブランド化」に向けた取り組みや、夏の集客対策の一つとして1年ほど前から計画。噴水池を仕切って改装し、夏に遊べる新たなコンテンツとして設けた。
小学生以下を対象にした同施設。広さは約53坪、水深は20センチ~25センチになるように約20センチ底上げし、滑り台も用意。プール横にはパラソルも用意し、同伴する保護者も日陰で見守ることができるようにした。タイルでできた階段の上部にはアーチ状に放水する噴水も新しく設置し、水を供給する。水質管理は小型造水機で水を浄化し「学校用プールに準じて」行う。
日差しが照り付ける中で実施されたオープニングセレモニーには、同園近くの大学院幼稚園(宇部市野中4)の園児約40人が招かれた。出席した久保田后子宇部市長は「夏でも同園を楽しんでもらえるように要望に応えた。常盤湖や彫刻、花も眺められる素晴らしい環境で水遊びを楽しんでもらえたら」とあいさつ。カウントでアーチ状の噴水が上がると、子どもたちの歓声が響いた。
公園整備局公園緑地課の担当者は「同園は100キロ圏内からの利用客を主に想定しているが、同施設は市内や山陽小野田市など近隣からお越しいただければ」と話す。
利用時間は10時~16時。雨天時や水温が22度以下の日と毎週火曜は清掃のため休み。9月末ころまで。問い合わせは公園緑地課(TEL 0836-51-7252)まで。