山口宇部経済新聞の2013年年間PV(ページビュー)ランキング1位には、「山陽小野田に居酒屋風鉄板焼き『大和や』-店主、ルネサス退職後に独立」が輝いた。
上半期ランキングに引き続き1位となった同記事は、経営不振の大手半導体メーカー「ルネサスエレクトロニクス」を早期退職した男性が夫婦で鉄板焼き店を開業したことを伝えたもので、逆境に遭いながらも前向きに歩む夫婦の姿が注目を集めた。
ランキングは、今年1月1日から12月19日までに配信した237本のヘッドラインニュースのPVを集計したもの。上位10位のランキングは以下の通り(カッコ内は掲載日)。
1. 山陽小野田に居酒屋風鉄板焼き「大和や」-店主、ルネサス退職後に独立(2/1)
2. 宇部・万倉に「古民家カフェ 倉」-築120年家屋で地元野菜メーンのランチも(5/23)
3. 宇部につけ麺専門店「二代目YUTAKA」-若者3人がUターン開業(5/14)
4. 宇部のオフィス街にレストラン「サンマルノ」-生パスタと伊ワイン売りに(6/10)
5. 宇部・中央にイタリアン「ラ・クチーナ」-地元の魚と肉メーン、女性ターゲットに(4/24)
6. 宇部・浜バイパスに台湾料理店「福来順」-ボリューム感売りに(3/28)
7. 山陽小野田の住宅街に洋食店「レガル」-フレンチ出身シェフ、ハンバーグ売りに(8/7)
8. 宇部・則貞のたこ焼き店「なにわ屋」閉店へ-27年間に店主「悔いなし」(2/14)
9. 宇部名菓「利休饅頭」の「三田風月庵」が閉店-99年の歴史に終止符(3/29)
10. 宇部・中央エリアに串揚げとおでん「らっこ家」-地元食材使用、半個室も(5/9)
2位以下には、上半期PVランキングで上位に入った飲食店の新規開業記事が引き続きランクインする中、古民家カフェのオープンを伝える記事が2位に着けた。飲食店のオープン記事がランクインする中、9位・10位には閉店を惜しむ声が多かった「名物たこ焼き店」と「老舗和菓子店」の記事が入った。
飲食店の新規出店や開業が多く、フランチャイズの県内初進出の場所としても関心が高いと言われる宇部エリア。2014年も「街の記録係」として広域山口・宇部圏の動向をいち早く伝えていきたい。