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宇部・寿町の居酒屋「向日葵」が刷新 介護士から転身女性、「いつも笑顔で」

新店主の森山鈴香さんとスタッフの皆さん

新店主の森山鈴香さんとスタッフの皆さん

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 宇部・寿町の居酒屋「和み処 向日葵(ひまわり)」(宇部市寿町、TEL 0836-32-3537)が11月4日、リニューアルオープンした。

森山さんが笑顔で迎える店内

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 2013年9月10日にオープンした同店。今回の刷新は店主の交代によるもので、前店主から店名を引き継ぎ、7月から店主となった森山鈴香さんが「仕切り直し」として再スタートを切った。店内はカウンター6席、テーブル席16席。

 島根・出雲出身の森山さんは、宇部市内の短大を卒業してから昨年までの12年間、市内で介護士として勤務していた。今春、知人だった前店主から同店存続についての話を聞き「常連客が付いていたことも知っていたので、来てくださるお客さまを大切にしたいと一番に思い、オーナーになることを決めた」(森山さん)。

 メニューは、カウンターに設けた鉄板で調理して小鉄板で提供する「豚平焼き」(300円)や「山芋鉄板」(640円)、「豚キムチ」(700円)など売りにしてきた鉄板焼きや人気メニューはそのままに、2カ月ごとにテーマを設けて提供。11月・12月は「九州料理フェア」として、「水炊き」(1,000円)や「チキン南蛮」(580円)、「いかしゅうまい」や「ゴーヤチャンプル」(以上480円)など九州の名物料理や地酒を用意する。客単価は4,000円前後。

 店主に転身して約4カ月。「新しいことにチャレンジしたいという興味と好奇心は以前からあったが、介護の資格を取ってからこれまで、自分にはその仕事しかないと思っていた。一歩踏み出した今は『やればできる』という気持ち」と笑顔を見せる森山さん。

 「これまで客層は男性が約8割と多かったが、女性客も増えてきた。いつも笑顔でいることを心掛けて、あれが食べたいなどの要望にも応えていきたい。私のカラーも出しながらアットホームな店にしていきたい」とも。

 営業時間は17時30分~23時。日曜・祝日定休。

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