渡辺翁記念会館(宇部市朝日町8)で2月28日、参加型フォークダンスイベント「ロビー・ダンスフェスin渡辺翁記念会館」が開催される。主催は宇部市文化創造財団。
1937(昭和12)年に建築された同館。2階のロビーは「戦後やや落ち着いてきたころ」(同館スタッフの末永朋之さん)はダンスホールとして使われていたことから、当時を再現しフォークダンスを踊って歴史に思いをはせる。
当日は、「テネシー・ワルツ」や「オスロー・ワルツ」など、初心者も気軽に参加できる曲を用意。宇部フォークダンス協会がデモンストレーションを行い、昭和モダンなロビーでフォークダンスを踊る。
宇部井筒屋の程近くで営業する「BAR take」(宇部市常盤町2)による「ドリンクコーナー」(有料)を設け、アルコールやソフトドリンクを提供。ダンスに参加しない場合も、会場の雰囲気を楽しむことができる。
「当時現役で踊っていた世代には懐かしさを感じてもらえるし、若い世代には新鮮なイベントになるのでは。経験の有無や世代も関係なく、この空間で踊る楽しさを感じ、交流も楽しんでもらえたら」と末永さん。
「宇部はダンス教室も多く、興味がある人も多いのでは。肩肘を張らず、ゆるりと楽しんでほしい。体を動かすきっかけにもなれば」と参加を呼び掛ける。
開催時間は14時~15時30分。入場・参加無料。問い合わせは宇部市文化創造財団(TEL 0836-35-3355)まで。