JR西日本グループの中国SC開発(本社=広島市)は11月17日、JR新山口駅新幹線1階コンコースに土産店ゾーン「アイスタ新山口」(山口市小郡下郷)をオープンした。
店舗面積は約390平方メートル。JR西日本新幹線高架橋耐震補強工事に合わせて、同駅コンコースにある「新幹線名店街」の土産店を移転・再編し、新しい土産店ゾーンとしてオープンした。「新幹線名店街」も、工事終了後、新たなテナントを追加導入して2008年夏をメドにリニューアルするという。
入店している店舗は、「キヨスク」(土産)、「山陰堂」(和菓子)、「友月堂」(和菓子)、「きれん製菓」(菓子)、「みすゞの里本舗」(蒲鉾・海産物)、「やまぐち日和」(食品・雑貨)、「豆子郎」(和菓子)、「松弥」(菓子・海産物)、「ヱビス」(蒲鉾・海産物)の9店。
「アイスタ」は「Ai Station Plaza」の略造語で、「愛される」「出会いの」「待ち合わせの」駅プラザの意味を持つ。新山口駅への出店が1号店となり、今後は「アイスタ」シリーズとして、同社の管轄である広島県三原市~山口県下関市の各駅に展開していく予定だという。
同社企画開発部の川上雅之さんは「新幹線名店街は改札口に続くエスカレーターから少し離れてしまうが、アイスタはエスカレーターの近くにあり利便性が高くなった。外観ファサードを明るくし、山口らしくデザインに格子を取り入れて、親しみやすく入りやすい雰囲気づくりを目指した」と話している。
営業時間は8時30分~19時。
(©マルニ)