山口市中心商店街で毎週土曜、キャンドルを灯した筒が道の中央に設置されている。山口を西洋文化発祥の地としてPRする「日本のクリスマスは山口から」の関連イベントとして、山口商工会議所青年部が企画したもの。

　水にキャンドルを浮かべたキャンドル筒を、中市商店街から米屋町商店街にかけて約350メートルの区間に約1メートル間隔で並べる。使用するキャンドル筒は約350個。キャンドルの明かりが映えるように、アーケードの照明も暗くしている。同8日には、普段の明々とした様子とは違い、照明を少し落とした幻想的なアーケード街に変わり、道行く買い物客らがキャンドルをのぞいたり、写真を撮ったりする姿が見られた。

　同青年部では、1口1,000円でキャンドル筒のスポンサーになる「キャンドル応援団」を募集しており、今回のイベントでは各商店街の振興組合などが購入したキャンドルが使われた。

　中市商店街から米屋町商店街にかけては、アーケードの道の中央にキャンドルを並べ、道場門前商店街では「どうもん広場」にペットボトルツリーとキャンドルを、新町商店街では各店舗前にキャンドルを灯している。

　キャンドルの点灯時間は17時～19時。今月22日まで。

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