宇部市のライブハウスや飲食店で6月6日、夏至の日に合わせた音楽イベント「音楽の祭日」が始まった。主催は宇部市文化創造財団。
同イベントは、夏至に合わせて行うフランス発祥の市民音楽イベントで、宇部では今年で4回目。今月29日まで6日の日程で、市内5カ所で音楽イベントを展開する。入場無料で鑑賞でき、プロ・アマ問わない地元ミュージシャンの音楽が楽しめる。
日程と会場は、10日=洋食店「ソルト&ペッパー」(海南町)、17日=「宝林寺 本堂」(小野)、18日=ライブハウス・バー「JAZZ SPOT BOB」(中央町)、「渡辺翁記念会館」(朝日町)、20日・29日=ライブハウス「BIG HIP」(松山町)。音楽のジャンルはロックからジャズ、クラシックまで幅広い。
今月18日には、メインイベントとして「渡辺翁記念会館」で5時間にわたってライブを繰り広げるほか、「記念館マルシェ」としてアクセサリーや布小物など地元のハンドメード作家の出店を中心に、台湾かき氷などや唐揚げ、チキン南蛮などの飲食ブースを設ける。
同財団の末永朋之さんは「昨年は演者・観客合わせて約1000人の参加があった。参加者同士の交流も多く、人との縁がつながるイベントにもなってきた」と話す。「今年は2年ぶりに会場となった店舗や初出演の団体もある。さまざまな音楽に触れて初夏を楽しんでもらえれば」とも。
詳しい公演スケジュールは同財団ホームページで確認できる。