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宇部のギャラリーで「グラスアート8人展」 ガラス作品600点で涼やかに

自然光の当たるスペースに8人の作品を並べる

自然光の当たるスペースに8人の作品を並べる

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 宇部の「ギャルリー小川」(宇部市西宇部北7、TEL 0836-41-0005)で現在、「グラスアート8人展」が行われている。

普段使いできる食器も多く並ぶ

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 ガラスが映える夏季に合わせ、ガラス作家8人の作品600点を展示。開放的なホールには個人スペースを設けて作品を展示し、自然光が入る小上がりの空間には8人の作品を併せて並べる。

 出展者は、「第4回現代ガラス展」(2009年)大賞作家の川辺雅規さんと妻のかわなべかおりさん(島根県出雲市)、小宮崇さんと妻の榎本夏帆さん(富山県富山市)、きららガラス未来館(山陽小野田市)のスタッフでガラス作家としても活動する橋本倫礼さんと松尾具美さん、川田絢子さん、池田香さんの8人。

 涼やかなグラスや食器、花器など普段使いできる作品から芸術性の高い大型オブジェまでがそろい、ほとんどが同展のために作られた新作という。色合いや模様はさまざまで、製法や原料によっても雰囲気が変わるガラス作品の魅力を感じることができる。

 同ギャラリー店主の小川知子さんは「グラスアート展の開催は2年ぶり。今回は小宮さんと榎本さんが新しく加わって、さらに個性の幅が広がった。作家のファンや受講生など、若い世代の来場もあり、じっくりと長時間滞在する人が多い」と話す。

 「爽やかな色使いの作品や、まるで漆や大理石のように見える作品など、どれも雰囲気が違って見応えがある。特徴の違う8人の作品を楽しんでもらえれば」と呼び掛ける。

 開催時間は11時~17時。入場無料。22日は14時から橋本さん、23日は14時から川田さんが在廊する。今月23日まで。

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